トップページ > 中央・地方慰霊祭令和6年度 地方慰霊祭開催のご報告 一覧へ戻る令和6年9月14日 佐賀県支部 慰霊祭のご報告佐賀県慰霊祭実行委員会は、9月14日(土)佐賀市川原町の佐賀県遺族会平和会館にて、佐賀県で初となる慰霊祭を執り行い、佐賀県死没者569柱の御霊に対して遺族、来賓、県民65名が参列して、黙祷や献花を行い死没者のご冥福を祈りました。慰霊祭では、実行委員長の式辞の後、全抑協、遺族代表が追悼の詞の中で、それぞれの立場から悲惨な抑留体験記憶や平和の大切さを次世代に継続していく決意を述べられました。また、慰霊祭終了後特別講演として、元特攻隊員で西シベリア・ヤヤにて2年間に及ぶ抑留生活を送られた佐賀市在住の鳥谷邦武氏の講演を行いました。 佐賀県で初となる慰霊祭を開催した経緯は、佐賀県伊万里市において全国初となるソ連不法抑留補償要求運動が始まりましたが、その佐賀県で過去1度も慰霊祭が開催されていないことを知った福岡県支部会員の内、佐賀県とゆかりのある者が集まり、佐賀県での慰霊祭開催のための実行委員会を発足させました。しかしながら佐賀県には全抑協支部もなく、また、佐賀県内に知り合いも多くないことから、当初20名程度の参加者を見込んでいました。しかし、福岡県支部事務局長が支部再建時の経験を生かして取り組みを行った結果、当初見込みの約3倍、65名の参加者となりました。