令和5年度 地方展示会開催のご報告
令和5年9月1日~9月3日 石川県支部「シベリア抑留関係展示会」のご報告
展示会の様子です
金沢市文化ホールで開催の石川県支部「シベリア抑留関係展示会」は9月3日に無事終了いたしました。
連日の猛暑の中、石川県、金沢市、北國新聞社、テレビ金沢、県と金沢市の遺族連合会の後援を頂き、県内の報道関係各社様のご協力を得て、462名様をお迎えすることが出来ました。
展示会場では、抑留者が当時使っていた遺品、帰還後に作成した遺作画などを含め、約200点を展示しました。
今回の展示会では、レプリカではありますが、手に取って体感できる黒パンや、中身のない塩スープなど、説明書きを読みながら、厳しかった抑留生活をよりリアルに感じて頂く事ができました。
ボロボロになった防寒服を、数珠を手に涙しながら拝む方も見受けられました。
100歳と6ヶ月になられる抑留者の方が、ご家族に見守られながら、ゆっくり展示品をご覧になっていました。
昨年に引き続き、今年も戦争と平和への関心が伺えた展示会になりました。