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語り継ぐ集い

令和6年 各県支部 語り継ぐ集い開催のご報告

令和6年6月29日 福岡県支部 語り継ぐ集い開催のご報告

福岡県支部では6月29日(土)
福岡市中央区六本松の福岡市草ヶ江公民館にて
近隣住民の方々ら63名の参加のもと
「シベリア抑留体験の労苦を語り継ぐ集い」を開催しました。



ウクライナで抑留を体験した伊藤康彦(99歳)さんは、旧ソ連によってウクライナのアルチョモフスク収容所に送られ、町の復旧やレンガ工場での作業に従事。
少ない食事、氷点下30にもなる寒さに耐えた過酷な体験を語り、戦争の悲惨さを訴えられました。
また佐藤隆(95歳)さんは、満蒙開拓青少年義勇軍として満州にわたり17歳の時に黒河で終戦。
その後、ニコライエフスク、ブラゴエシチェンスク、ハバロフスク、ナホトカ等の収容所を転々としながら昭和22年12月に引き揚げ船で京都・舞鶴港に帰国。
当時のことを知る人が少くなる中、今後も思いを引き継いでいきたいと話されました。
「語る集い」終了後
「亡父はシベリアでの生活をあまり語らなかったが、今日の講演会で亡父がどのような生活をしていたか知ることができて良かったです。」
「今日の講演内容を、子供たちにも話します。」
「今後もこのような講演会を続けて欲しいです、応援します。」
「是非、慰霊祭にも参加したいです。」等の声が多数寄せられました。
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