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語り継ぐ集い

令和6年 各県支部 語り継ぐ集い開催のご報告

令和6年8月10日 石川県支部 語り継ぐ集い開催のご報告

石川県支部では8月10日(土)
金沢市文化ホール・会議棟の大集会室において、「シベリア抑留体験の労苦を語り継ぐ集い」を開催しました。

田浦良弘氏(97歳・輪島市)は、14歳で満蒙開拓青少年義勇軍に志願し満州に渡り、20年2月に牡丹江自動車部隊に入隊し、敗戦後はタイシェットの第7ラーゲルに抑留されました。
今年、能登半島地震で大きな被害を受け、遠く離れた地に避難を余儀なくされました。
ご本人はとてもお元気で、楽しみにしていたのですが、避難先の事情で外部への出入りが叶わず、令和元年に地元輪島市で話されたビデオでの出演となりました。
また、平野悦子さん(84歳)は、父が満州東北部東安省虎林県へ開拓団として渡満され、満州で生まれました。
その後、父は昭和20年の4月に満州で軍隊に召集されました。
昭和20年8月9日ソ連軍が不可侵条約を破って満州に侵攻してきました。父は敗戦後家族の元に戻ることなくシベリアに抑留され亡くなりました。

満州に残された平野家は、匪賊や現地民の略奪などから守ってくれる国もなく、只々恐怖の中、右往左往の10ケ月に及ぶ逃避行で、日本にたどり着けたのは8人のうち母と二人だけでした。
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